多くのファンを惹きつけるポプリ / アンバーの魅力
ポプリという言葉に馴染みのない方も多いのではないでしょうか?
馴染みのある方にとっては、これがポプリ? と感じることもあると思います。
マドエレンは極めてクラシックな印象のポプリを、フランスの伝統技術や自然界に存在する「もの」、さらには目で捉えることのできない独創的な組み合わせの調香で、ひとつのアートとしてポプリを昇華させ再定義しました。
荒々しく、ミニマムでナチュラル
マドエレンの製品の中で、最もファンの多いポプリ/アンバー。
初めて見る方にはそれが石なのか、化学物質なのか、説明なしにはイメージすることができないと思います。
その高貴に輝くも完成されすぎていないアンバー(琥珀樹脂)の魅力を通して、アートとしてのマドエレンに迫ります。
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アンバー(琥珀樹脂)
マドエレンのアンバー(琥珀樹脂)は、一般的にアラビアガム、アカシアガムやアカシア樹脂と呼ばれる、マメ科ムネノキ亜科アカシア属の植物の樹の傷口から出る樹液を乾燥させたものです。
スーダンやチャド、ナイジェリアなど多くがアフリカ大陸を産地としています。日本では同じマメ科の植物でフサアカシア (ミモザ)がありますが、これとは少々イメージが違うものです。
このアカシアガムは100%天然成分でNON-GMO、グルテンフリーの多糖類です。水に対する溶解性が高く、水に触れると強い粘性を発生させることから、ヨーグルトやアイスクリーム、ワインなどの食品乳化剤や安定剤として、また化粧品などにも活用されています。古代より食品として食べられていたことから、人類のすぐそばにある安心できる自然の恵として、ナチュラル志向が強まる現代ではますます重宝されています。
アフリカの大地に自生する樹から滲みでたアカシアガム。マドエレンのアイアンの器の中からも、生命力に溢れた自然のポジティブなエネルギーを放ちます。
食べるものから、見て香るアートピースへ
マドエレンは乾燥させた固形のままのアカシアガムを、溶解させない絶妙な技法を用いて、自然界の香りのエッセンスで満たしました。
美しく輝きながらもひとつづつ粒が違うアンバーは、歴史や無骨さという点では鉄の器と共通するのかもしれません。
しかしそれぞれの個性は弱まることなく、似て非なるものの魅力となって私たちをさらに惹きつけます。
伝統と自然を大切にするマドエレン美学。
ポプリのアンバーからは、ミニマムなエレメントで最上級の美しさを紡ぐ匠の技が垣間見れます。
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