BOIS D'ORAGE は、優美に空間を滑り、薄い布地のように空中に浮かびます。
選ばれた瞬間だけでなく、日常生活でも洗練された流れを感じさせます。
"BOIS D'ORAGE は、私たちを神秘的な場所へと連れて行きます。
そこでは、素材たちは魅惑的な舞踏を織りなします。
水が豊かな大地を流れ、木は雷鳴の下で割れます。
一瞬、空と地球が一体となり、深い瞑想へと誘います。
この香りに感動し、自分自身を動かすこと、環境とのつながりに時間を割くこと、そして自分の身体と周囲へのより深い感受性を培うことを呼びかけています。"
2023年 7月 22日(土) より日本公式オンラインストア(DOUBLE'H ML STORE)と一部の取り扱い店舗で、「MAD et LEN(マドエレン)」とフランスのファッションブランド「LEMAIRE(ルメール)」とのコラボレーションフレグランスコレクション「BOIS D’ ORAGE(ボアドラージュ)」を発売します。
フランス発のマドエレンとルメール。
フレグランスとファッションという異なる世界で探求の旅をしながらも、そこには多くの共通点が存在しました。
良質な原材料へのこだわり、伝統的な手作業への想い、自然とそのサイクルの尊重、シンプルを追求したアイデア、ミニマルな素材でのアプローチ、石油由来原料の排除。
これらのリファレンスは心を結びつけ、まるで運命のように自然発生的に誕生したコラボレーションです。
マドエレンの知見と技術によって結びつけられた自然の素材が調和した香りは、ルメールのワードローブの色や動きを表現します。
“雨の後に爆発し、嵐を結晶化し、木のような空気を一時的に石化させる”
雨上がりに起る「ペトリコール」という現象を自然の素材で表現。
ヒノキをベースに、グリーン、フローラル、ウッディなど暖かさと心地よい湿度を感じる香りです。
雨の滴が自然の要素や土・石と混ざり、アスファルトの熱との衝撃により揮発性の化合物を放出することで発生するペトリコールと呼ばれる香り。独特の懐かしさと自然の営みを想起させ、再生、再開など新たな始まりを象徴するとも言われています。
ボアドラージュはインスピレーションを得たペトリコールがもたらす情緒的な感性を、自然の素材で表現しました。
香りは100%エッセンシャルオイルでつくられ、ヒノキをベースに、バージニアシーダー、ベチバー、パチョリ、カラムスが香りに奥行きを与えています。
空間を優雅に滑り抜け、薄い布のように空気中に漂い、日常生活と香りが融合します。
デザインも特別なもの。
ボアドラージュではコレクションオリジナルの逆円錐型をしたトーテムを採用。器の歪んだ曲線とトーテムが放つエッジのコントラストが、スリリングに視覚に迫ります。
マドエレンのアイデンティティでもある、生々しい打ち出しの鉄の器はもちろん健在です。職人の手仕事で生まれる無骨な表情は、ひとつして同じものはありません。
概要 ◾製品名 : MAD et LEN × LEMAIRE | BOIS D’ ORAGE(ボアドラージュ) ◾発売日 : 2023年 7月 22日(土) ※オンラインストアは10:00より発売 ◾展開店舗 : DOUBLE'H ML STORE(公式オンラインストア)、ザ・コンランショップ 伊勢丹新宿店、CIBONE ◾ラインナップ : ポプリ ボワ ドラージュ ラバロック | リチャージオイル 15 ml ボワ ドラージュ | キャンドル ボワ ドラージュ |
]]>"BOIS D'ORAGE は、優美に空間を滑り、薄い布地のように空中に浮かびます。
選ばれた瞬間だけでなく、日常生活でも洗練された流れを感じさせます。"
11月から年末にかけ新しい商品が続々と登場しています。
ホリデーシーズンにふさわしい個性的なコレクションたちが勢揃い。
数量限定販売が多いため、お早めにチェックしてみてはいかがでしょうか?
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こんにちは。
DOUBLE'H ML STOREです。
11月から年末にかけ 、新しい商品が続々と登場しています。
ホリデーシーズンにふさわしい個性的なコレクションたちが勢揃い。
数量限定販売が多いため、お早めにチェックしてみてはいかがでしょうか?
1. シンボリックな蓋のトーテムにハーフムーンが登場 |
マドエレンでは、蓋についたオブジェをトーテムと表現しています。
定番で販売しているトーテムはお馴染みの丸型サークル、不定期での限定販売をしているスクエアの2種類があります。
今年はホリデーシーズンに合わせ、新しくハーフムーンを販売します。
月の神秘的な満ち欠けを象ったハーフムーン。
引力を操る月のダイナミックさと壮大なスケールは圧巻で、私たちの生きる世界の小ささに気付かされます。
日常にエネルギーを与えてくれるようなシンボリックなトーテム。
お部屋の香るオブジェとしていかがでしょうか?
香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE ポプリ/トゥッティフルッティ ハーフムーントーテム ミニサイズ 香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE
ポプリ/ウートレノア ハーフムーントーテム ミニサイズ ミディアムサイズ 香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE
定番のサークルタイプも好評販売中です。 |
※パープルヘイズ・トゥッティフルッティ・ウートレノアは、トーテムコレクション限定の仕様です。フラットの蓋では生産していません。
2. 大好評で完売したアンバー+クリスタルが新サイズで登場 |
マドエレンのポプリで定番として最もファンの多いアンバーコレクション。
そのアンバーに天然石のクリスタルを添えました。
オレンジとクリアの透き通った輝きは気品に溢れ、引き締まったラグジュアリーな仕上がり。
器の高さをプチサイズより浅くしスマートさが追求されています。
香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE |
3. コンテンポラリーなラバーのポプリが登場 |
天然素材からつくられたラバーボール。
軽やかでポンポンと跳ね、弾力があります。
エアリーなラバーボールと、重厚な鉄の器とのコントラストはとてもユニーク。
マットな質感と愛らしい球体のバラスンはコンテンポラリーにお部屋を彩ります。
香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE・DARK WOOD |
4.モナキアにラバロックが登場 |
クラシカルなコレクションで、コアなファンを魅了しているモナキア。
先行で販売しているアンバーに続きラバロックの登場です。
"唯一無二の揺るぎない絶対的なもの"
"伝統的への敬意"
どっしりとボリュームを蓄えた重厚感から、それらを象徴しているかのような厳かな静けさが伝わってきます。
MONARCHIA(モナキア)という言葉は、古代ギリシャやローマの君主制を意味することもあれば、はたまた小惑星に名付けられていたりもします。
ネーミング由来は非公開ですが、とても力強く壮大なロマンを感じさせます。
香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE |
お好みの商品は見つかりましたでしょうか?
香り以外にも、視覚と触覚を刺激してくれるのがマドエレンの楽しみでもあります。
感覚を研ぎ澄まし、商品と向き合ってみてくださいね。
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夏のインテリアをエレガントに彩る、新しい天然石のコレクション3種類(ウートレノア・トゥッティフルッティ・パープルヘイズ)がトーテムタイプの蓋となり、数量限定で登場です。 アート感漂うトーテムと、一風変わった天然石の色彩が織りなす魅力をご案内します。
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夏のインテリアをエレガントに彩る、新しい天然石のコレクション3種類(ウートレノア・トゥッティフルッティ・パープルヘイズ)がトーテムタイプの蓋となり数量限定で登場です。
この天然石3種類は、2021年末にフラットタイプの蓋で限定販売し、大変ご好評をいただきました。
その後ラインナップの編成に変更があり、2022年からはトーテムタイプの蓋のみでの展開となります。
アート感漂うトーテムと、一風変わった天然石の色彩はとても相性がよく、プレミアムな印象を与えてくれます。
それでは、新たに加わったコレクションをご紹介します!
Outre Noire -ウートレノア- |
黒への飽くなき探究心から生まれた、型破りな黒。
ウートレノアはオブシディアン(黒曜石)を敷き詰めた奇抜なポプリです。
溶岩が急激に冷えることによりできたオブシディアンは、ガラスのような光沢が印象的。手に触れた感触もどこか冷ややかで、艶やかな洗練された佇まいです。
ラバロックの黒とは異なる漆黒の魅力で、私たちの視覚を楽しませてくれます。
Tutti Frutti -トゥッティフルッティ- |
フレッシュな果実のスイーツを想起させる、初々しさを天然石で表現しました。
水色のカルサイト、淡いローズのアメジスト、健やかなグリーンのエメラルドをベースに、氷のように曖昧に輝くクリスタルが添えられています。
ペールトーンの淡い輝きに、楽しげな気分へと導かれるようです。
はじけるようなポップさと無骨な鉄の器とのギャップは、MAD et LENならではのユニークさ。
香りと共に視覚も楽しませてくれるポプリです。
Purple Haze -パープルヘイズ- |
パープルの霞に誘うような世界観を天然石で表現しました。
ローズのアメジストとブルーのソーダライトは、交わることにより鮮やかなパープルとなって目に飛び込んできます。
添えられたクリスタルは、光を反射するように輝くことでポプリ全体を幻想的に覆います。
香りと共に味わうことでラグジュアリー感もアップします。
蓋のトーテムは自然に対するシンボリックなアートとして表現されています。
神秘的な造形はオブジェとしてお部屋を彩ります。
お好みのポプリは見つかりましたか?
ポプリ:天然石 ウートレノア | トゥッティフルッティ | パープルヘイズ 香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE・LILI NEROLI※ウートレノアのみ サイズ : サークルトーテム ミニサイズ 発売日 : 7/23 店舗 : DOUBLE'H ML STORE(公式オンラインストア) |
MAD et LENのコレクションの中でアーティスティックなモナキア。
日本ではキャンドルがお馴染みのコレクションですが、新しくポプリの展開をスタートさせます。第1弾は数量限定、7/17より公式オンラインサイトのみで販売をスタート。ラインナップは、アンバーのスモールサイズ、3種類の香りで登場です!
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MAD et LENのコレクションの中でアーティスティックなモナキア。
日本ではキャンドルでお馴染みのコレクションですが、新しくポプリの展開をスタートさせます。
第一弾は数量限定、7/17より公式オンラインサイトのみで販売をスタート。
ラインナップは、アンバーのスモールサイズ、3種類の香りで登場です!
重厚感が唯一無二の伝統を表現 |
唯一無二の揺るぎない絶対的なもの。
伝統的への敬意。
どっしりとボリュームを蓄えた重厚感から、それらを象徴しているかのような厳かな静けさが伝わってきます。
MONARCHIA(モナキア)という言葉は、古代ギリシャやローマの君主制を意味することもあれば、はたまた小惑星に名付けられていたりもします。
ネーミング由来はベールに包まれていますが、とても力強く壮大なロマンを感じさせるものです。
クリエイションは職人の手作業で、歪み・荒々しい溶接の跡・色のムラなど、魂が息づく生々しさが随所に垣間見えます。
曲線の表情は、実に豊かに表現されています。
上下が窪み、中心部にボリュームを持たせることで丸みを帯びるように目に映り、優しさと安心感も感じられます。
どこかポップで愛らしく見えてしまうのは私だけでしょうか?
【プチサイズとの比較】
造形の楽しみも醍醐味 |
MAD et LENの醍醐味は、大きく分類すると
「香り」「ポプリ(器の中身)」「造形のデザイン」
の3軸に分けられます。
アンバーを愛用されている方が新しい香りに挑戦される際、イメージを整えるように天然石やラバロックを選ばれケースもお見受けします。
ユニークな視覚体験として、造形のファクターは欠かせませんよね。
ひと味違うMAD et LENのコレクションを是非この機会に!
香り : SPIRITUELLE・TERRE NOIRE・THE SICHUAN 発売日 : 7/17 店舗 : DOUBLE'H ML STORE(公式オンラインストア) ※第2弾ではラインナップや展開店舗の拡張を予定しています。 |
キャンドルのコレクションも販売中。
]]>”夏の休日、雨上がりの暖かい歴青”
約2年ぶりに販売を再開したASPHALTE ROSEの香り。
「ローズのいい香り」という初めの印象は、香りの奥をあらためて探ると、全く違う景色が広がっていることにお気づきいただけると思います。絶妙に湿度を帯びた、甘い芳香がふわっと立ち上る調香のマジックに迫ります。
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”夏の休日、雨上がりの暖かい歴青”
樹皮、オポポナックス、バーチ、ラベンダー、ベルガモットなど個性豊かな素材が彩るまろやかな香りです。
まろやかな暖かみのある甘さに、ほのかに柑橘や清涼感が添えられ、フローラルハーブが全体を支えるようにブレンドされたASPHALTE ROSE(アスファルトローズ)の香り。
「あ、ローズのいい香り」が初めの印象なのではないでしょうか。
お待ちください!
瞼を閉じもう一度香りの奥を探ってみませんか?
そこには「ローズのいい香り」とはひと味違う、至高の庭園が広がっていることにお気づきいただけるはずです。
ASPHALTE ROSEは長らく生産ができない状況が続いていましたが、原料が整い、以前と変わらない芳香を再現できるようになりました。
そして約2年ぶりに販売を再開します。
ASPHALTE ROSEと旅する風景 |
ASPHALTE ROSEもたの香り同様、天然の素材である植物のエッセンスのみで調香されています。
MAD et LENの香料詳細は非公開のため、ここからは想像を交えたお話が多くなりますが、ご容赦ください。
歴青(瀝青)とはアスファルトのこと。
ヨーロッパではビチューメンと呼ばれ、天然のアスファルトも含まれます。
夏の陽光が照りつける、雨上がりの湿った歴青(瀝青)。
その傷んでひび割れたわずかな隙間から、力強く茎を伸ばし咲く花。
歴青の両サイドを敷き詰めるのは、鮮やかなグリーンと目も眩むようなラベンダーやベルガモットの絨毯。
続くこの道のはるか先には神秘的なバーチの群生地。
ふと立ち止まって見た、旅のワンシーンかのような風景です。
調香のマジック |
ASPHALTE ROSEのインパクトは、絶妙に湿度を帯びた、まろやかな甘い芳香がふわっと立ち上るところではないでしょうか?
夏の雨上がりに漂うフレッシュな薫風を想起させます。
これらはスイートミルラとも呼ばれるオポポナックス、バニラに近いとされる樹皮(エゴノキ)のウッディで控えめな甘さが、とても良い役割を果たしているようにように感じます。
そこに、爽やかなベルガモット、清涼感のあるクリーンなバーチ、暖かみのあるラベンダーが繊細に奏でることにより洗練され、全体にまとまりを与えています。
タイトルとは違い、ROSEを主役としない調香のマジックです。
【オポポナックス】
「スイートミルラ 」とも呼ばれ、ミルラ(没薬)の近縁種であるカンラン科の樹木の樹脂で精油はつくられます。スパイシーなミルラに比べ、オポポナックスは暖かみと柔らかさがあり、若干パウダリーに香ります。古代では宗教にまつわる儀式で用いられるほどの格式があり、お酒の香り付けとしても活躍しています。アロマテラピーでは、鎮静作用や高揚作用が期待できるとされています。
落ち込んだり塞ぎ込んだ心を明るい気分にさせ、心を穏やかにサポートします。
7月は夏と梅雨が頻繁に入れ替わり、気分も大きく揺れ動きがちです。
そんな季節は、お部屋の香りをアレンジして今の気分を表現してみると、より健やかな日常を過ごせるのではないでしょうか。
みずみずしい爽快な夏もいいですが、甘く漂うような夏にもチャレンジしてみませんか?
ASPHALTE ROSEのナインナップ |
アンバー(琥珀樹脂)は人気のコレクションですが、ラバロック(溶岩石)や天然石ローズをお選びいただくのも、この香りならではの楽しみ方です!
公式オンラインストアでは、現在以下のラインナップを展開中です。※今後拡張も予定しています。
尚、全国の取扱店では、公式オンラインストアとは違うコレクションの展開もございます。お問い合わせは直接お近くの店舗へお尋ねください。
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グラファイト = 黒鉛、石墨
黒く艶やかで、滑らかにすべる鉛筆の芯をご想像いただくと分かりやすいですよね。
以下のラインナップで展開しています。
・ポプリ アンバー / プチ、ミニサイズポプリよりパルファンミストの方がよりメタリックに感じられます。(オイルと香水では香りの感じ方は若干違います。)
グラファイトを纏う読書の秋などはいかがでしょう?
”ムンバイへの旅”
甘い高揚感と、ホッとする安息感の共存が秀逸なBLACK CHAMPAKA(ブラック シャンパカ)
”ムンバイへの旅”
エキゾチックな香りをスモーキーなお香のテイストで表現。
甘い高揚感と、ホッとする安息感の共存が秀逸なBLACK CHAMPAKA(ブラック シャンパカ)
筆者は熱を帯びた雑踏と自然が混ざり合う媚薬ようなの香りとイメージしています。
そんなエキゾチックな空気を醸し出すBLACK CHAMPAKAの魅力とは?
今回は、気持ちが沈みがちな梅雨を楽しむ香りのお話しです。
これは完全に筆者の妄想ですが、マドエレンのポプリの香りの中で最も「人」を感じる香りだと感じます。
”人を主役にした調香” とも言えるかもしれません。
天然素材だけでの調香のはずなのに、どういうこと?
と思われるかもしれませんね。
もちろん天然素材のみでの調香ですので、実際の人の香りがするという訳ではなく、人の熱気、高揚感、欲望を生々しく感じるという意味においてです。
その舞台はインド。
東洋を訪れた西洋の人が目の当たりにした、エネルギッシュな街と人と自然を感じるがままに、ごちゃ混ぜにした旅の想起が表現されています。
マドエレンは天然素材のみを香りに採用しており、フレッシュな植物のエッセンスで調香します。
ベースとなる素材の影響が大きくなりますが、BLACK CHAMPAKAは「チャンパカ」をより生々しく際立たせ、人の高揚感や甘い欲望をビリビリと感じさせてくれる異質の存在に仕上がってます。
それなのに心地よいのは、高揚感の後ろにひっそり潜む、安息感とのバランスが絶妙だから。
相反する感覚を楽しませてくれる香りは、一体どのように調香されているのでしょうか?
マドエレンは触れた方が自由に香りと対話できるように、レシピはブラックボックスに包まれています。
イメージとしてご参考ください。
BLACK CHAMPAKAは、その名の通り「チャンパカ」がベースになっています。
【チャンパカ】
日本では金香木(きんこうぼく)と呼ばれるとその木は、東南アジアやインドが主な原産国のモクレン科の常緑樹で、歴史的にも神聖な木として扱われてきた背景があります。
なんでも、チャンパカの花はインドではヒンドゥー教で富と繁栄を司るとされる女神クシュミーの化身とされ、シンボリックな存在に。またバリ島では神々にささげる神聖なものとして大切にされていたのだとか。
その他皮膚の炎症を抑える鎮静作用、ウイルスから予防する作用、ホルモンバランスを整える作用、精神を整える作用など、インドや中国では実用面でも万能薬として重宝されてきました。
香りは花から抽出され、厚みのあるパウダリーな甘さが高揚感と妖艶な気分へと導きます。
バリを旅行されたことがある方は、香りに触れればその旅の記憶が一瞬にして蘇がえり、エキゾチックな気分になるのではないでしょうか?
BLACK CHAMPAKAは、このチャンパカにマサラインセンスを思わせる、野性味、霞んだフローラル調と柑橘が混ざり合います。
ここに高揚感と安息感が共存する「甘く濃厚でパウダリーなフローラル調の香り」が絶妙なバランスで完成しました。
梅雨の入り口がやってきました。
ジメジメと重く立ち込める空気を、妖艶な高揚感でリフレッシュするもよし。
濃厚な甘さに浸り、自堕落に身を任せるもよし。
時々の気分で、全く違った香りの体験ができるのも楽しいですよね。
夏までの道のりを、BLACK CHAMPAKAで素敵な時間にしてみませんか?
コレクション一覧へ>>]]>
"四川茶の香りで蘇る歴史の記憶”
THE SICHUAN(テシュアン )は香りのネーミングが地名になっている異色の存在です。まるで四川を訪れて、その地で触れた暮らし、歴史、神話を体現したかのようなノスタルジックな香りに仕上がっています。今回はそんなTHE SICHUANの香りをご紹介します。
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"四川茶の香りで蘇る歴史の記憶”
ジャスミン、プーアール、アールグレイ、緑茶など四川茶をイメージ。フルーティーでほのかにハーブが潜む香りです。
SICHUAN = 四川省
THE SICHUAN(テシュアン )は香りのネーミングが地名になっている異色の存在です。
まるで四川を訪れて、その地で触れた暮らし、歴史、神話を体現したかのようなノスタルジックな香りに仕上がっています。
今回はそんなTHE SICHUANの香りをご紹介します。
四川省というと三国志のイメージを抱く方も多いのではないでしょうか?
四川省は中国の西南部に位置し、急な山岳地帯と広大な盆地の温暖な地域です。
パンダの保護区があり、世界遺産の九寨溝や楽山大仏など自然と歴史が調和した美しい場所です。特に雲海から突き出る峨眉山、青く透き通る水を湛える九寨溝は神秘的で、心が無になるような景色が広がります。
ヘスペリデス(ギリシャ神話の黄昏の女神。世界の西の果てに住んでいる、川や泉に出る妖精)からインスピレーションを受けたTHE SICHUANは、この地の少数民族の間で語り継がれているであろう伝説を空想しながら四川茶をベースに調香しました。
THE SICHUANはジャスミンをベースに、アールグレー、緑茶などが香り奥行きを出しています。
【ジャスミン茶】
ジャスミンはモクセイ科ソケイ属の植物です。1000gの花びらから、1ℓほどしか採れないと言われており、希少性の高い精油としても販売されています。ジャスミン茶はそもそもジャスミンの葉からできるのではなく、ジャスミンの花びらをベースのお茶に浸して香りずけをしています。飲むことで美容効果も注目されているお茶です。濃厚な甘さをフローラルな爽やかさで包み込んだ香りは、うっとりするようなリラックス効果があると言われており、古くから大人の女性に愛されています。ベースのお茶の香りと重なることにより、本来の濃厚な甘さが深みのある香りに変化します。
ジャスミンの濃厚な甘さを柑橘のベルガモット、ほのかにスモーキー な緑茶がまろやかにすることにより、実際にジャスミン茶を飲んでいるようなうっとり温かみのある香りが完成します。
THE SICHUANの香りに包まれ、目を閉じ四川の神話と対話してみてはいかがでしょうか?
とてもリラックスできる香りですので、寝室にもおすすめです。
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謎めいたメッセージが好奇心を掻き立てるTERRE NOIRE(テレノア)。マドエレンの数ある香りの中でもトップ3に入る人気の香りです。想いのこもったメッセージからも、香りと対話するマドエレンの本気度が伺えます。 そんなブランドを象徴する香り「TERRE NOIRE」。今回はその調香の背景にある世界を覗いてみます。
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”闇夜に光る蛍のような火の粉のダンス、暗い霧の中湿った大地を進むときの胸の高鳴り”
肥沃な腐植土、樹皮、鉱物、松やオークウッドの古い木々、冷たいキノコ。黒く湿った大地を抱く静かで力強いスパイシーさと、ほんのり甘さが同居する香りです。
謎めいたメッセージが好奇心を掻き立てるTERRE NOIRE(テレノア)。
数ある香りの中でもトップ3に入る人気の香りです。
想いのこもったメッセージからも、香りと対話するマドエレンの本気度が伺えます。
そんなマドエレンを象徴する香り「TERRE NOIRE」。
香りを物語や映像のように心に焼き付けて欲しいという考えから、調香の詳細を明らかにしていませんが、想像力を駆使して「TERRE NOIRE」の魅力に迫ってみたいと思います。
例えばSPIRITUELLE、LILI NEROLI、FIGUE NOIREは名前から連想される通りの、直感的なアプローチが人気の香りです。
それと比べるとTERRE NOIREは、謎に満ちたパズルのピースをはめ込んでいくように調香されており一線を画します。
実際に嗅ぐと、リラックス感漂う懐かしい土っぽさと香辛料とは一味違うスパイシーさ、それらを包み込むような甘さ(この甘さもフルーティーとは若干違う)が印象的です。
調香を紐解く幾つかのキーワードの中で、鍵は土台となる”腐植土”、スパイスとしての”オークウッド”のように感じます。
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【腐植土】
腐植土は腐葉土の混同されがちですが、 腐葉土は積もってできたふかふかした堆肥なのに対し、腐植土は土壌。大地そのものです。落ち葉や枝、木などあらゆる植物や一部生物を、土壌微細物が分解を繰り返しすことにより、栄養をたっぷり蓄えた有機土壌になります。水分を多く含み、他の土壌と混ざり合って出来上がる腐葉土。イメージは森や湿地に入った時に広がる真っ黒な土です。不思議と不快臭はなく、みずみずしいスパイシーさとウッディな香りがします。
【オークウッド】
産地で呼び名が変わりますが、日本ではナラ(オーク材)です。広葉樹は強度が強く丈夫なため、重いものをのせる家具などで重宝されています。最大の特徴は、ウッディ系なのにかなり甘い香りを放つところです。ゆえにウイスキーの樽にも使われています。
土壌から漂う香りは「心地よさ」「リラックス感」を与えると言われており、TERRE NOIRE特有のどっしりとした落ち着きを形成しています。また甘さのウッディ感も心地よく、ダイナミックな大地に包まれているような安心感に浸ることができます。
何やら難しい香りなのでは?
と感じられるかと思いますが、意外とすんなり馴染めるところにマドエレンの調香の技と、人間が自然に求める本能のようなものを感じます。
黒い腐植土という栄養豊富な大地は、多くの植物や微生物の生命の循環の上に成り立っています。
そんな真っ黒な命の大地を夜の闇と同化させ、世界そのものが命の恵の中にいるような感覚。
”蛍のように舞う火の粉” はその命を讃えているかのように感じます。
新しい命を未来に繋げる力強い大地を表現しています。
マドエレンの購入をはじめて検討されている方には、是非試していただきたい香りです。
ブランドの掲げる世界観をダイレクトに感じていただけると思います。
夏の夕方、近所の茂みや湿地などを散歩しながら、生命が循環する香りを感じてみてはいかがでしょうか?
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日本生まれのブランドではないのに、どこか日本ぽさ(日本の精神)のようなものを感じる佇まい。その感情は何からもたらされるのかと思考を巡らせているうちに、ひとつの答えに辿り着きました。それは「わび・さび」です。世界に広まる「わびさび」は、近年では日本特有の美意識として認識されています。そんな「わび・さび」のフィルターを通して、マドエレンの楽しみ方をご紹介します。
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マドエレンのポプリをどのようなお部屋に置いてみたいと思いますか?
マドエレンは南仏の山奥で生まれました。
それなのに、意外と和テイストのインテリアにもしっくり馴染みます。
日本生まれのブランドではないのに、どこか日本ぽさ(日本の精神)のようなものを感じさせる佇まい。その感情は何からもたらされるのかと思考を巡らせているうちに、ひとつの答えに辿り着きました。
それは「わび・さび」。
世界に広まる「わびさび」は、近年では日本特有の美意識として認識されています。
そんな「わび・さび」のフィルターを通して、マドエレンの楽しみ方をご紹介します。
「わび・さび」の概念について曖昧な方が多いと思いますので、とても簡単にご説明します。
「わび・さび」を漢字に変換すると「侘び・寂び」と書きます。
漢字の意味から読み取ると、どちらもとてもネガティブな言葉です。
しかし、これをポジティブな意味に変換していくと、
侘びは”どうしようもない状況をプラスに捉え楽しむ心”
というタフな精神美。
寂びは”無常や孤独を受け入れた時に表に出てくるありのままの美しさ”
という表面美として表せます。
この後、中国の影響や室町時代に広まった禅の世界観と結びついて、日本特有の美意識の概念として定着していきます。
「わび・さび」を美意識の観点で表現してみました。
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・わび
情緒的な美しさ。シンプルな美しさ。不完全な美しさ。
・さび
時間の経過と共に変わりゆくありのままの美しさ。
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マドエレンは自然と向き合い、天然の素材にこだわり、職人の手作業で生み出される偶然の美しさを大切にしているブランドです。
このブランドコンセプトを日本の美意識に重ね合わせると、まさに「わび・さび」です。
手作業で製造される鉄器、それぞれ不揃いな粒が印象的なポプリ、自然をテーマにした天然香料の調香は「わび」。
時が経つにつれ、状態に変化が出る鉄器やポプリは「さび」。
新品の時だけでなく、生活を共にすることにより違った表情を楽しめるマドエレンのポプリは、日本的な美意識とぴったり重なり、絶妙な落ち着きと時を共に刻むインテリアとしてお部屋に佇みます。
簡素で歪なのに美しい。
まるで戦国時代の茶器のようにも見えます。
・HUMUS(フムス)※フランス語では(ウムス)と発音
"森の僻地に差し込む陽射しが織りなす色彩のコントラスト”
森の奥深くに積もる湿った腐植土や枯草の香りと、雨に濡れたほのかに甘くウッディな樹皮が同居する香りです。
フムスは「わび・さび」の奥ゆかしさを体感したい際にはぴったりの香りです。梅雨時の晴れ間に差し込む太陽の光に、照らし出された美しい苔の緑が目に浮かんでくるかのようです。
潤いのある大地の匂いを感じながらフレッシュな気分を味わえる香りです。
怒涛の情報量とテクノロジーの進歩に飲み込まれそうな私たち。
不完全さや足りなさを受け入れ自然に耳を傾けることにより、日常にこれまでと違った光が差し込むのではないでしょうか。
そんな視点から、この時期おすすめのマドエレンのポプリと香りをご紹介しました。
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マドエレンの香りの中で爽快さが人気のSPIRITUELLE。春〜夏にかけてファンが急増する香りでもあります。今回はそんな SPIRITUELLEのみずみずしい魅力をご紹介します。
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” 陽射に照らされたみずみずしい緑が、砂漠の飲み物のようにからだを潤す”
マドエレンの香りの中で爽快さが人気のSPIRITUELLE。
香りを迷われているお客様へ、私たちが最初にご案内するひとつです。
特に春〜夏にかけてファンが急増する香りでもあり、今回はそんな SPIRITUELLEの魅力をご紹介します。
新緑の眩しい季節がやってきました。
1年の中でも変化を求めたり、ポジティブな気持ちで何かにチャレンジしたくなるこの季節にぴったりなのがSPIRITUELLEという香り。
香りの印象は分かりやすい言葉で表すと「すっきり」「爽快」「うるおい」という言葉がとても似合うように感じます。
それもそのはずで、SPIRITUELLEは5月頃から力強く繁殖するハーブの『ミント』をベースに調香されています。
ハーブと言えばお茶や料理の彩に、香りを楽しむ香草に、その他薬草、保存料などの用途でお馴染みです。そのためとても専門的な植物のように感じられますが、実はすごく身近な植物(草)で、ふと足を止めた緑地など生活圏に寄り添う様に力強く根をおろしています。
ハーブと人間の関わりは深く、遡ること古代メソポタミアやエジプトの頃から治療や保存料として親しまれており、様々な医書にも登場します。その後西洋ハーブはイギリスやフランスを中心に研究が進み、伝統的な西洋医学として現在に引き継がれています。
一般的の医薬品とは違い、自然界のエネルギーで免疫を高めるようにからだをケアすることができます。またアロマテラピーのように、からだと繋がる心からケアすることができるのもハーブの魅力のひとつと言えます。
このように過酷な自然環境を生き抜いたハーブは、大地の恵で満たさたエネルギーをたっぷりと蓄えているのです。
「強い爽快感の香りは苦手」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
SPIRITUELLEの香りはただ爽快なだけではありません。
爽快なミントの香りを、同じハーブであるヨモギの苦味と、ビターオレンジの柑橘で調和させることにより、全く新しい香りに感じさせてくれます。
みずみずしく深みのある爽快感からは、マドエレンの調香の技が垣間みれます。
まるで、夕涼みの中でモヒートを飲みながらクールダウンしているような感覚。
実際にモロッコなど北アフリカのサハラ砂漠では、暑さをしのぐため伝統的にミントティーが飲まれています。
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【ミント】
ミントは日本だと薄荷(ハッカ)でお馴染みです。メントールという成分を含み、爽快感と清涼感ももたらします。一般的には疲労感の緩和や痛みの鎮静効果が有名で、気分が冴えない時や頭をすっきりさせたい時などに活躍します。
【ヨモギ】
薬草として古くから重宝されているヨモギは、春になるとふんわりと香りを漂わせてきます。からだを温めたりホルモンバランスを整えるなど、女性の美容やお悩みにフィットした効果が知られています。香りに関しては、気持ちを落ち着かせるリラックス効果が有名で、安眠に導くとも言われています。
【SPIRITUELLEの楽しみ方】
・気分が冴えない朝の目覚め
・集中したい昼間
・夕方のクールダウン
・就寝前のリラックス
SPIRITUELLEの香りは、からだも心もリフレッシュしてくれます。
また香るシーンで様々な楽しみ方があり、日常に彩りを与えてくれます。
香りは脳の本能を司る部分にダイレクトに到達するため、香りと記憶は密接な関係にあると言われています。✳︎香りを嗅いだことにより、過去の記憶や感情が蘇ることを"プルースト効果"と呼びます。
初夏の思い出を、香りと共に未来へ残してみませんか?
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”イチジクの香りが広がる樹の下、夕日を映した地中海を眺めた記憶”
FIGUE NOIREはマドエレンの中でも突き抜けるようなフルーティーさを持つ香りであり、直線的に素材のダイナミックさを感じることができます。「甘さ」「妖艶」「官能」。どこか女性らしさを醸し出すFIGUE NOIRE(フィグノア)の香りを紐解きます。
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”イチジクの香りが広がる樹の下、夕日を映した地中海を眺めた記憶”
FIGUE NOIRE(フィグノア )は、マドエレンの中でも突き抜けるようなフルーティーさを持つ香りであり、みなさんも選ぶ際には比較的イメージしやすい香りかと思います。
「甘さ」「妖艶」「官能」。
どこか女性らしさを醸し出すFIGUE NOIRE(フィグノア )の香りをご紹介します。
マドエレンは香りのレシピを詳しく公開していません。
フレッシュな天然の素材からインスピレーションを受け、香りのエレメントを繊細に組み立てます。
その数ある個性的な香りの中でも、直線的に素材のダイナミックさを感じことができるのは 、FIGUE NOIREでしょう。
FIGUE NOIREのFIGとは「イチジク(無果実)」のことで、マドエレンのFIGは桃のように甘い「黒イチジク 」のエッセンスを使っています。
そうです。
あの柔らかいジューシーさに、プチプチとした独特な食感がプラスされた、どこか果物であって果物でないような食べ物です。
実際みなさんが食べている部分は実ではなく、なんと花の部分(プチプチの部分)。実の中に花を咲かすというミステリアスで妖艶な果実なのです。
旧約聖書でアダムとイブがイチジクの葉で裸を隠しているシーンは有名で、文脈から禁断の果実はリンゴではなくイチジクと言われることがあります。
またイチジクは古代ローマの壁画をはじめ様々なところに描かれていることから、歴史ある伝統的な果実だということが窺われます。近年では女性特有のお悩みや、エイジング効果も注目をされている果実です。
イチジクの実のフォルムや断面、色のセンシュアルさが女性を大胆に象っているようにも感じさせます。
FIGUE NOIREの香りに触れると、 みずみずしいフレッシュさと内に秘められた艶っぽさが溢れ出し、内面の魅力が呼び覚まされていくような印象に駆られます。
微かにミルキーなサンダルウッドの香りが重なり、品格を纏った FIGUE NOIREの香りは、鉄の器におさまると一層艶やかさを増すように感じます。
朝はフレッシュなのに夕方はアンニュイ。
春から夏に向かうこれからの季節に、官能的なFIGUE NOIREの香りをお楽しみください。
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それは 「ポプリ/ ラバロック」が放つ強烈なインパクトからきています。方程式のない自由な感性の佇まい。躍動するポプリ/ラバロック(溶岩石)の魅力に迫ります。
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マドエレンって知ってる? と知人や友人に尋ねると
「あの黒い石のやつでしょ」
「鉄の器に石みたいのが入ってるのだよね?」
「どうやって使うの?」
という答えが返ってくることが多いように思います。
今でこそ多くのファンに支えられているマドエレンですが、そこまで関心のない方にとっては、”黒” ”鉄” ”石” というキーワードの得体の知れない物なのでしょう。
まだまだ知られていないブランドなんだな と思う一方で、 ”黒” ”鉄” ”石” という3つのキーワードは、目にした人に強烈な印象を与えているのだということが窺われます。
もちろんこのイメージを強く象っているのは、ラバロック(溶岩石)でしょう。
マドエレンの「ポプリ/ ラバロック」は、樹や茎、花や実から蒸留抽出された天然の香りエッセンスの中にラバロックを浸し、その香りづけされたラバロックをアイアンポットの器に詰め込んだルームフレグランスです。
ルームフレグランスには珍しく人工香料や石油成分は使わず、ナチュラルでありながら独特のクールでセンシュアルな香りがお部屋を漂います。
で、どうやって使うの?
と初めて見た方が聞かれるのも納得の、ルームフレグランスやポプリの概念を覆す斬新なプロダクトです。
マドエレンの「ポプリ/ ラバロック」の最大の魅力は、その佇まいではないでしょうか。
職人による、伝統的な手作業の製造技術から生まれたアイアンポットの器は、どれも絶妙に不揃い。そこには計算のない生々しい美しさが存在します。
その鉄の器におさまるラバロックは、それぞれ粒も色調も不揃い。
完成されすぎていない器と溶岩石の掛け合わせは、荒々しい無骨さと無機質なクールさが調和した方程式のないアートピースのようです。
現代の緻密なものづくりとはかけ離れた「手作業」のプロダクトでありながら、何故かモダンにも映る「ポプリ/ ラバロック」。
マドエレンの自由な感性がなせる技です。
『無骨』 『クール』 『ナチュラル』 『モダン』 『ジェンダレス』...
みなさんにはどのように映りますか?
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【ラバロック(溶岩石)】
ラバロックとは、火山が噴火した際に溶岩(マグマ)が固まってできた天然の石です。表面はザラザラしており無数の小さな穴が空いています。見た目は重厚ですが軽石のように軽く、日常生活では見かけないこの石はどこかミステリアスな印象を与えます。色は漆黒のものや赤みがかったものがあり、形も色も同じものはひとつとしてありません。躍動する大地のエネルギーを内に秘めたラバロックは、存在するだけで邪悪なものを遠ざけ、ポジティブなパワーをもらえそうな気持ちになります。
鉄の蓋を開けた瞬間、ダイナミックな自然に触れることができます。
自然 ×人間の手技 で生み出されるマドエレン。
同じものはひつもなく、それぞれが特別なプロダクトとの出会いを楽しんでいただけたら嬉しいです。
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多くのファンを惹きつけるポプリ / アンバーの魅力とは?
マドエレンは極めてクラシックな印象のポプリを、フランスの伝統技術や自然界に存在する「もの」、さらには独創的な調香でひとつのアートとしてポプリを再定義しました。アンバーのフィルターを通し、自然とアートを結びつけます。
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ポプリという言葉に馴染みのない方も多いのではないでしょうか?
馴染みのある方にとっては、これがポプリ? と感じることもあると思います。
マドエレンは極めてクラシックな印象のポプリを、フランスの伝統技術や自然界に存在する「もの」、さらには目で捉えることのできない独創的な組み合わせの調香で、ひとつのアートとしてポプリを昇華させ再定義しました。
マドエレンの製品の中で、最もファンの多いポプリ/アンバー。
初めて見る方にはそれが石なのか、化学物質なのか、説明なしにはイメージすることができないと思います。
その高貴に輝くも完成されすぎていないアンバー(琥珀樹脂)の魅力を通して、アートとしてのマドエレンに迫ります。
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アンバー(琥珀樹脂)
マドエレンのアンバー(琥珀樹脂)は、一般的にアラビアガム、アカシアガムやアカシア樹脂と呼ばれる、マメ科ムネノキ亜科アカシア属の植物の樹の傷口から出る樹液を乾燥させたものです。
スーダンやチャド、ナイジェリアなど多くがアフリカ大陸を産地としています。日本では同じマメ科の植物でフサアカシア (ミモザ)がありますが、これとは少々イメージが違うものです。
このアカシアガムは100%天然成分でNON-GMO、グルテンフリーの多糖類です。水に対する溶解性が高く、水に触れると強い粘性を発生させることから、ヨーグルトやアイスクリーム、ワインなどの食品乳化剤や安定剤として、また化粧品などにも活用されています。古代より食品として食べられていたことから、人類のすぐそばにある安心できる自然の恵として、ナチュラル志向が強まる現代ではますます重宝されています。
アフリカの大地に自生する樹から滲みでたアカシアガム。
マドエレンは乾燥させた固形のままのアカシアガムを、溶解させない絶妙な技法を用いて、自然界の香りのエッセンスで満たしました。
美しく輝きながらもひとつづつ粒が違うアンバーは、歴史や無骨さという点では鉄の器と共通するのかもしれません。
しかしそれぞれの個性は弱まることなく、似て非なるものの魅力となって私たちをさらに惹きつけます。
伝統と自然を大切にするマドエレン美学。
ポプリのアンバーからは、ミニマムなエレメントで最上級の美しさを紡ぐ匠の技が垣間見れます。
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こんにちは。
今回はマドエレンのキャンドルをご案内します。
マドエレンといえばポプリの印象が強いブランドですが、キャンドルも中々にクールです。
先日YouTubeチャンネル「ロン毛と坊主とYouTube」で、ロン毛さんがユーザー面線でマドエレンのキャンドルをご紹介くださいました。
ロン毛さんは長くマドエレンを愛用してくださっており、軸のある独自の視点で物やライフスタイルをセレクトされています。とてもユニークな感想で参考になります。
フレグランスの知見もお持ちなので、楽しく拝見させていただきました。
ありがとうございます。
是非ご覧ください。
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ポプリで使われている、「ラバロック(溶岩石)」と「アンバー(琥珀樹脂)」の選び方をご紹介いたします。
]]>マドエレンの特徴といえば、重厚な器に天然のポプリが収まる独特の世界観。
今回はポプリで使われている、
「ラバロック(溶岩石)」と「アンバー(琥珀樹脂)」の選び方をご紹介します。
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MENU
1.インテリアとしての選び方
2.香り方の違いはある?
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よくいただくご質問で、「ラバロックとアンバー、どちらがいいでしょうか?」というご質問をいただきます。
お答えは、「直感で感じたお好きな方をお選びください。」
というところが正直なところです。
「選び方」と言いましても、なんと言ってもまずは「見た目」ではないでしょうか。
その時の心が求めている心地よさやインスピレーションでお選びいただくの一番です。
そこにプラスお住まいの住環境をイメージしていただくといいかもしれません。
インテリアの観点でみなさんのインスタグラムを拝見していると、以下のようにお部屋のテイストと合わせていただいていることが多いようです。
ラバロック(溶岩石)
・ 重厚感のあるインダストリアルテイストや、生活感を感じないシンプルモノトーンテイストの空間。
・ヨーロッパでは、禅からのインスピレーションが影響してか、和テイストのシンプルモダンの空間にも。
アンバー(琥珀樹脂)
・重厚感のあるインダストリアルテイスト、クラシックモダン、アンティークビンテージの空間など。
私たちもインスタグラムなどを拝見させていただき、多くの発見や気づきをいただいています。